この時期に必ずやること

2017/12/11
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

今年も残り数日間。

一年ってホントあっという間に終わってしまいます。

しかも毎年毎年歳を重ねるたびにこのスピードが速くなっていく気がします。
いいことなのか？
悪いことなのか？
なんでこういう感覚になるのか？
誰か知っていたら教えてください　笑

そして、この時期には毎回考えるのが・・・

そう、来年の目標設定！

あー、また山崎の小難しい話が朝から始まるのか・・・
と思わずに、
まあ聞いてください　笑
（割といい話をするつもりです！）

目標設定が大切だ、ということはきっと多くの人が知っていると思います。
でも実際にやっていない人も同じくらい多い気がします。

あなたは目標設定をしているでしょうか？

ちなみに、僕はといえば、、、
こういう話をするくらいですから、
ちゃんとやっています！　笑

昔、僕も目標なんてどうでもいいだろ？
と思っていた時期がありました。

でもやるとやらないとでは日々の生活や人生全体の充実感が全然変わることを知り、
それからは毎年毎年きちんと目標設定をするようにしています。

意味ある目標を立てることができれば、日々の生活が充実し、仕事にやりがいを感じますし、生きている！という実感を持てるようになります。
（最後のやつが個人的には一番大きいかも）

昔、前職の社長が常に言っていた言葉があります。

「現状維持は衰退である」

これは会社の話ですが、人にとっても全く同じことが当てはまると思います。

僕らはつい「安定」とか、「現状維持」を好む生き物ですが、人間にとって安定や現状維持なんていうものは幻想であって、現実には衰退でしかないと思います。

特に歳をとればとるほど、これは顕著になるかなーと。

子供を見ていると分かりやすいのですが、子供は放っておいても日々どんどん成長していきます。一方僕らは放っておけばどんどん衰えていきます。

これは重力みたいなもので、大人が成長するためにはこの流れに逆らわなければいけないわけです。

あなたが自転車に乗っている時を想像してみてください。

自転車が最も安定して走るのは速くこいでいるときだけです。

必死になってペダルをこいでいるからこそ、車体はスピードに乗って安定するようになります。もし、ここで、安定したからといって安心してペダルをこぐ力を緩めたら・・・車体はグラグラと不安定になり、そのうち倒れてしまいます。

そして、一度倒れてしまったら、元のスピードが乗っている状態まで持っていくのはとても大変です。

車体が走っていてスピードがついているとき、もっと走っているときだけが安定するわけです。

でも僕のように普通の人間は意味のないことに一生懸命取り組むことはできません。
だから、意味を見出さないと、それをやる意味を見つけないと頑張ることができません。

目標を持つ、目標を立てる、とはその意味を考えることだと思います。

これはとても抽象度が高い内容ですし、考えるのも嫌になる・・・
という人も多いと思います。

でも、自分にとって本当に意味ある目標を立てることができれば、困難があっても立ち向かっていくことができますし、仕事のモチベーションが得られたり、日々の生活をより丁寧に生きることができます。

結果的に、その一年がとても充実します。

目標を立てないということはその一年を適当に過ごすことだと思います。
１年を適当に過ごせば、２年、３年を適当に過ごすことになります。

そうした時間が過ぎれば、人としての成長は同じ歳の人と比べると雲泥の差がついてしまうでしょうし、自分より若い人にだって追い越されてしまうでしょう。

マネジメントの父：ピーター・ドラッカーも、「目標設定が第一だ」ということを言っています。

僕も正直なところ、こういうことを考えるのは疲れるし、めんどくさい・・・と思ってしまう方です。だから、なかなか手がつけられない^^;
でもやったあとは、やっぱりちゃんと目標設定してよかったなーと思えます。
（特にそれを感じるのは数年後です）

来年をもっと素晴らしい年にするためにも、ぜひあなたの来年の目標設定をしていただければと思います。

PS.
こんな話をしたということもあり、ちょうど今は来年の目標を立てたり、自分の人生の目的などをあらためて考えているのですが、、、

意味ある目標・目的となると、本当に考えるのが大変。

この後も独り篭って自分と向き合ってきます。

「この時期に必ずやること」への4件のフィードバック

匿名 2017年12月11日 12:56 午後

拓＆素　・・・　お早うございます。
一年が早い？　それとも速い？
一年の月日、時間は誰しも共通なもの
先輩のある日の談笑の間に歳とともに一年がはやい・・・との話題になったとき

以下、その先輩からの受け売り
人間、オギャーとこの世に生命を受けたときから一年が３６５日
２歳の一年は１８０日、３歳は１２０日、そして成人に成ると１８日・・・
拓と素の一年は・・・１０日位に感じる筈・・・？
６０歳還暦を迎えると一年が一週間位と云われました・・・。
確かに私も還暦を過ぎ早、６年、来年は６７歳ですから、一年が５日間位ですから
一年がもの凄く「速く」感じます。
こうして思えば・・・「一日一生」の意味をつくづく感じいるこの年の瀬です・・・。
一日一生・・・健康第一に精一杯、粋に活きて生きよう・・・です。
拓＆素も一年３６５日・・・だけれども１０日間のつもりで活きて生きましょう！
お二人の元社長　吉野より

【参考】「一日一生」
　　　比叡山延暦寺　天台宗　千日回行を２回満行した酒井雄哉　大阿闍梨が
　　　亡くなる３日前に「最後の言葉」として遺した言葉です。

返信 ↓
1. 山崎拓 投稿作成者2017年12月12日 7:18 午前
  
  吉野社長。
  コメントありがとうございます！
  本当にその通りですね。
  若いことは時間は無限にあるような気がしていましたが、歳をとればとるほど時間のありがたさを感じるようになりました。１年が１０日しかないと思って生きれば、きっと毎日の生き方が全然変わると思います。
  「一日一生」とても深い言葉ですね。
  まだまだ、僕はこの言葉通りに一日一日に集中しきれていないなー、とも思わされます。
  この言葉を心にとめて、毎日を丁寧に全力でやっていきます！
  そして、もちろん健康第一で！
  いつもありがとうございます。
  
  山崎
  
  返信 ↓
匿名 2017年12月11日 1:42 午後

山崎　さんへ

お世話になります。山崎さんのブログはいつも前向きで学ぶこと多く、特に天然素材へのこだわりについて、自分として考える機会をいただいたなと感謝しています。
目標設定についてですが、子どもと一緒にいたころ（いまはそれぞれ一人暮らしをしています）年頭に家族各自の目標を一つのダルマに書いていました。いつの間にかそんな家族の年中行事もなくなってしまいました。
そこで一念発起して、この年頭に家族に公言したひとつの目標をこの１１月に達成することができました。久しぶりに達成感なるものを感じることができました。目標を立てるっていいですね。また、来年も小さくてもいいから目標を持とうと思っています。地元松本のナチュラルラウンジさんの活動を応援しています。
松本のチュロ

返信 ↓
1. 山崎拓 投稿作成者2017年12月12日 7:23 午前
  
  松本のチェロさん
  コメントありがとうございます！
  ブログもいつも読んでいただき、嬉しいです。
  そして、目標達成おめでとうございます！！
  自分で立てた目標を達成した時の充実感は最高ですよね^^
  （しかも家族に公言されているというのがまた素晴らしいと思います）
  来年も松本のチェロさんにとって最高の一年になるような目標をぜひ立てていただければと思います。
  これからもよろしくお願いします。
  山崎
  
  返信 ↓

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。